2022年入社
創遊事業本部 創遊統括部 企画開発担当
01
入社の決め手
ずっと好きだった
阪急電鉄
学生時代に購入したロードバイクで街を走っていると、街に溶け込む阪急電鉄に興味を持ちはじめました。そして、阪急電鉄の歴史や小林一三について調べていくうちに、いつしか阪急電鉄で働くことが「夢」となっていました。
阪急電鉄の歴史を調べる上で宝塚歌劇についても知識はありましたが、営業や劇場運営など取引先やお客様への接客が自分に勤まるか不安に思うこともありました。また、就職活動時は、別の業界を志望しており、入社を決めるにはとても悩みましたが、最終的には、学生時代からの夢だった「阪急電鉄で働きたい」という思いを優先し入社を決めました。
入社時から現在は、ファシリティマネジメント業務に携わっており、日々新しい知識を習得できるという点で、非常にやりがいを感じています。
©宝塚歌劇団
02
仕事とやりがい
公演事業の根幹を支える劇場をまもる
阪急電鉄は、宝塚大劇場のほか4つの劇場を保有しており、中には宝塚歌劇に限らず演劇やコンサートなど様々なラインナップの公演を実施している劇場もあります。
私が所属する創遊統括部では劇場の舞台設備・建築設備の計画的な改修・開発計画の立案・推進を担っているほか、宝塚歌劇を中心としたステージ事業の経営計画や庶務業務を担当しています。
私は現在、ファシリティマネジメント業務を担っています。
ファシリティマネジメント業務とは、劇場の建築設備の工事計画の策定および推進業務だけでなく、常に最適な設備の状態への改善を行う業務です。
単純に現状の設備を維持・管理するだけでなく、保全するための計画を立てて推進したり、業務改善や新しい技術などを取り入れるための提案をするという、公演の基礎となる業務を担っています。決して表立った業務ではありませんが、華やかなステージを支え、お客様に快適な観劇体験を提供するための重要な役割を担っています。
また、宝塚歌劇に関する新しい建物を建築する業務も担っています。どういった建物にするか調整・検討し、関係各社と協力しながら形にしていく業務です。どんどん詳細になる図面を見ていると建物のイメージが明確になっていき、ワクワクします。
担当するファシリティマネジメント業務では、納期や工期といった自分ではコントロールできないスケジュールがあるので、ポイントとなる期限は見逃さないように、そのほかの業務をコントロールするよう心掛けています。大学では文系の学部を卒業しているため、工事に関する予備知識が全くなかったのですが、周囲の先輩方から丁寧に教えていただき、不安に思うことなく働くことができています。また、日々新しい知識を吸収できることが、仕事のやりがいになっています。
これまでの業務で印象に残っているのは、執務室内をフリーアドレス化する改修工事を担当したことです。入社半年で、主担当として初めて担当する工事であったこと、長年、部署の皆さんが働いてきた環境を変えるという重責がありました。
周囲の先輩方に助けていただきつつ、何とか完成したときは達成感でいっぱいでした。
入社後すぐに執務室内の工事を担当したことで得られた知識も多く、少しずつ感覚をつかむこともでき、今の業務にも知識が活用できていると感じています。
これからも初心の気持ちを忘れることなく、目の前の仕事に一生懸命取り組みたいと思います。
03
今後の挑戦
宝塚歌劇から
世界の阪急電鉄に
今後挑戦したいことは、主担当として宝塚大劇場の建て替え工事に従事することです。
現在の宝塚大劇場は1993年の竣工から30年以上が経過しています。今すぐに建て替え工事が行われるわけではありませんが、来るその時まで今の劇場を守り続けることで、知識と経験を蓄積し、キャリアの最終到達地点として、宝塚大劇場の建て替えに携わりたいと考えています。
これまで阪急電鉄は、沿線を点でとらえるのではなくエリアととらえ、鉄道だけでなく不動産やエンタテインメントを通じて沿線価値の向上・沿線地域の活性化に寄与してきました。関西では圧倒的なブランド力を誇っていますが、沿線外の地方ではまだまだであると感じています。劇場を守り続けることで宝塚歌劇の舞台が華やかであり続け、宝塚歌劇から阪急電鉄の知名度を全国に、ひいては世界に発信できるようにしたいと思います。
SCHEDULE
1日の流れ
09:30
出社・メールチェック
10:00
工事資料作成・確認作業
12:00
昼食
14:00
打ち合わせ
17:00
外出
(梅田芸術劇場 工事対象現場確認)
18:30
退社